前回は工場の中で行っている環境への取り組みをご紹介しました。
後編では、
製品が完成するまでの工程の中で行っている工夫についてお話しします。
炭酸飲料づくりでは、
「作る工程」だけでなく
完成するまでの品質管理もとても重要です。
品質を安定させることは、
実は環境への配慮にもつながっています。
なぜなら、
不良品や製品ロスを減らすことが
そのまま資源のムダを減らすことになるからです。

◆ 炭酸を逃さないキャップ工程
炭酸飲料にとって、とても重要なのが
キャップを締める工程です。
炭酸飲料は、
瓶の中に炭酸ガスが溶け込んでいます。
そのためキャップの締め方が弱いと、
・炭酸が抜けてしまう
・液漏れが起きる
・商品として販売できなくなる
といった問題が起きてしまいます。
こうしたトラブルは、
製品の廃棄につながる可能性もあります。
そこで私たちは、
キャップを均一な力で正確に締める設備を使用し、
安定した品質を保っています。

これにより、
・炭酸漏れの防止
・液漏れの防止
・製品ロスの削減
を実現しています。
一見すると単純に見える工程ですが、
実は品質と環境配慮の両方を支える重要な工程なのです。
◆ ラベルのムダを減らす工夫
商品として店頭に並ぶためには、
ラベルも大切な要素です。
しかしラベルが
・曲がっている
・シワがある
・位置がずれている
と、商品として使えなくなる場合があります。
その結果、
ラベルだけでなく製品そのものを
廃棄せざるを得ないケースもあります。
そこで私たちは、
ラベル貼りの位置をコンピュータで管理する設備を導入しています。

これにより、
・ラベル貼りの精度向上
・貼り直し作業の削減
・ラベル不良の削減
を実現しています。
結果として、
・商品の廃棄削減
・資材のムダ削減
につながっています。
小さな改善ですが、
こうした取り組みの積み重ねが
環境負荷の低減につながっています。
◆ 小ロット製造が環境にやさしい理由
飲料製造と聞くと、
「大量生産」のイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし大量生産の設備では、
タンクや配管に飲料が残ってしまい、
廃棄につながることもあります。
私たちの工場では、
小ロットでの製造が可能な設備を採用しています。
必要な分だけ製造できるため、
・原料のムダを減らす
・在庫ロスを減らす
・多様な商品づくりが可能
といったメリットがあります。
「必要なものを、必要な分だけつくる。」
この考え方も、
環境への配慮につながる大切な取り組みです。
小さな工夫が、環境を守る
炭酸飲料づくりには、
目立たない工程がたくさんあります。
キャップを締めること。
ラベルを正確に貼ること。
必要な分だけ製造すること。
一つ一つは小さな工程ですが、
その積み重ねが
ムダを減らし、環境を守ることにつながっています。
私たちはこれからも、
炭酸飲料づくりを通して
環境に配慮したものづくりを続けていきます。
見えないところで積み重ねる努力が、
未来の環境を守る力になると考えているからです。
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